フットサルコートを作るときには、ラインを引かなければいけません。
フットサルコートの試合は体育館で行われることが多いですから、グラウンドで線を引く時のようにライン引きを使うわけにはいきません。
そこで、体育館でラインを引く時にはテープを用いてラインを作ります。
フットサルコートのラインの引き方が綺麗に引けるかどうかで、試合の微妙な判定が変わる可能性もありますから、とても重要な仕事になります。
フットサルのコートのラインの引き方として、注意すべき点は3つほどあります。
それらを守りながら上手くラインが引ければ、試合も気持ち良く行うことができます。
また、中途半端な誤審を防ぐことにも繋がってきます。
それだけフットサルコートにおけるラインの引き方はとても重要なものと言えるのです。
フットサルコートの特徴
フットサルコートの特徴は体育館で試合が行われることが多い点です。
テープを貼る時には注意して貼っていく必要があります。
線が曲がらないように真っ直ぐにして貼り付けていかなければ、ライン引きのように消したり、調整して元に戻すことができなくなるからです。
そこで大事になってくるのは、メジャーの使い方と体育館の床板の線をうまく利用してラインを引いていくことになります。
フットサルコートはラインの引き方一つで大きく形が変わってしまいます。
ラインを引く時は最低でもテープを持つ人と貼り付けていく人の二人が息を合わせて作業をすることが重要となってきます。
簡単に見えるラインの引き方も一度体験してみると難しさがありますので、そこから自分なりにやりやすい方法を見つけラインを引くことが望ましいです。
ラインの引き方の注意点
フットサルコートのラインの引き方として、注意したいポイントが3つあります。
1つは当然ながらラインを歪みなく真っ直ぐに引くことです。
2つ目はその真っ直ぐ引いたラインをしっかりと床板に固定することです。
中途半端な張り具合であるとそこから剥がれてしまい、試合に支障をきたしてしまいます。
3つ目としては、フットサルコートにはペナルティエリアがあり、そのラインは曲線で描かれています。
その曲線をうまく引くことができるかどうかも、フットサルコートのラインの引き方としては注意すべきポイントの1つになってきます。
これら3つのポイントを押さえることができれば、後は採寸さえきちんと行えていれば綺麗なフットサルコートを完成させることができるはずです。
①真っすぐにラインを引くコツ
フットサルコートのラインの引き方で注意すべき第一のポイントとして、ラインを真っ直ぐに引くことが考えられます。
ラインが歪んでしまうと、その場のズレだけではなく、長い距離を引いた後で大きな歪みとなり現れてしまいます。
1ヶ所が歪むとフットサルコート全体の歪みとなってしまいますから、線を真っ直ぐに引くことはとても大切です。
ラインを真っ直ぐに引くコツとして、まずメジャーで距離を取ります。
そして、そのメジャーの近くの体育館の床板のつなぎ目のラインに沿ってラインテープを貼り付けていきます。
このやり方であれば、体育館の床板に合わせてテープを貼り付けていきますので、歪むことなく真っ直ぐに貼ることが可能となるのです。
また、体育館の床板に対して直角にラインを引く時には、メジャーをしっかりと張り、テープを貼りたい場所の横に置くことで歪みのない真っすぐなラインを引くことが可能となります。
②しっかりとラインを固定すること
フットサルコートのラインの引き方として、2つ目の注意すべき点はテープを床面にしっかりと固定させることです。
床に貼り付ける力が弱いとテープが剥がれてしまったり、浮き上がってきてしまいます。
コートとしては特段問題もないように感じられますが、実際にそのコートで試合をするとなると足が引っかかり転んだり、怪我をする可能性があります。
また、それがゴールに近い位置のラインであれば、ゴールの判定にも微妙に関わってくることになりかねません。
ですから、ラインテープをしっかりと固定しながら貼り付けていくことが重要です。
そのために便利なのが、体育館で掃除をするときのモップです。
1人がテープを引っ張りもう1人がモップで1mぐらい後ろから押し付けながら進んでいきます。
こうすることによってラインを真っすぐ引きながら、貼り付けもしっかりと行うことができるようになります。
③曲線の引き方に注意
フットサルコートを作る時のラインの引き方として、曲線を引く時にも注意が必要です。
体育館コートにラインテープでフットサルコートを引く時には、ペナルティエリアはどうしても緩やかな曲線を描くことになります。
その際、曲線用のラインテープがありますのでそれを用いれば綺麗に曲線を描くことができます。
しかし、直線よりも難しい曲線の書き方は、床面にまずチョークでラインを引きます。
その曲線に合わせてテープを貼りながら、直線の時と同じようにモップでしっかりと貼り付けながら進んでいきます。
こうすることで直線であってもきれいな形を描きながらしっかりと体育館にマークすることができるようになります。
フットサルコートは体育館に描くものですから、テープを使います。
曲線は非常に難しくなりますが慣れれば簡単に引くことができますから、コートを作る時は仲間と協力し分担して綺麗なコートを描けるようにするべきです。
気持ちの良いラインを心がける
フットサルコートでラインを引く時には、ズレに注意しながら出来る限り綺麗なコート描けるようにしていきましょう。
ラインを引いた人たちはそのコート内で試合をするでしょうし、担当制であれば関係のないチームが試合をするかもしれません。
どちらにしても、試合をしている人が綺麗なコートで気持ちよく試合ができるようにラインの引き方も出来る限り真っすぐ綺麗に引けるように意識してフットサルコート作ることが一番大切なことになってきます。
問題なくフットサルコートを作り上げることが出来れば、 素晴らしい試合をしたり見たりすることができるはずです。
フットサルコートを作る時は、ラインの引き方が一番重要であり難しくなりますから、その点に注意しつつ綺麗なラインを描けるようにコート作りの際には気をつけて行なっていきたいものです。