フットサルと似たものにソサイチと言われるものがあります。
ソサイチとは7人制サッカーのことであり、フットサルと通常のサッカーをかけ合わせたものと考えることもできます。
ソサイチは、フットサルよりもピッチが大きくなりますし、走り回ったり1対1の局面から様々な状況を打開したり、よりサッカーに近い雰囲気を楽しむことができます。
サッカーから考えるとピッチが小さく、よりフットサルに似たものという印象を持つのがソサイチです。
フットサルとソサイチは似た面もありますが、大きな違いとしてあげられるのがピッチと人数という点です。
ここにフォーカスして、フットサルとソサイチの違いを考えてみたいと思います。
ソサイチとは
ソサイチとは7人制のサッカーであり、ルールはサッカーのものが主流となっていますが所々フットサルのルールを組み入れられた競技といえます。
ソサイチではゴールがこども用のサッカーゴールを使い、ピッチはサッカーコートの3分の2ぐらいの大きさで人数が7人で行います。
しかし、交代はフットサルのように自由に行えるのがポイントとなってきます。
また、ボールはソサイチ専用の低反発なボールを使いますから、フットサルのように足技を基本として楽しむことができる競技となっています。
サッカーのように走り回り、大きなキックを使いたくても人数が集めにくくなかなかできない場合にはソサイチがおすすめの競技となってきます。
ソサイチとフットサルの違い
ソサイチとフットサルでは大きな違いがあります。
それは人数とピッチの大きさの違いになってきます。
もちろんルールもフットサルとソサイチでは異なる部分がありますが、こちらもサッカーから派生したものと考えることができますので、似た部分もたくさんあります。
フットサルとソサイチで違う点を挙げるとソサイチは7人で行います。
フットサルは5人です。
またピッチのサイズは、フットサルがハンドボールコートの大きさぐらいと考えると、ソサイチはサッカーコートの2/3ぐらいの大きさを使いますので非常に広く、サッカーに似た環境でプレーすることになります。
違いばかりではなく、交代が何度も自由にできたりする点ではフットサルとソサイチは似た面がある競技とも言えます。
①人数の違い
フットサルとソサイチの大きな違いの1つは人数になります。
フットサルは 5人で行いますが、ソサイチは7人です。
フットサルよりも2人増えるだけで、コートの中で行える戦術やプレーの幅は非常に大きくなってきます。
また、駆け引きも多種多様になっていきます。
こういった観点から、7人制サッカーであるソサイチはより複雑でチームメイトとの連携が重要になる分、相手の裏をついたり様々な戦術を駆使してゴールに迫る競技とも言えます。
ソサイチは7人ですから、セットプレーの幅も広がります。
もちろん相手との駆け引きがあるものですが、7人いることで多くの選手をゴール前に集めることができますから、セットプレー時のサインプレーなども多くの種類を練習しておくことで幅のある攻撃を生み出すことができます。
②ピッチサイズの違い
フットサルとソサイチの違い2つ目としては、ピッチサイズの違いが挙げられます。
ソサイチは7人制サッカーですから、両チーム合わせると14人の選手がピッチ内に入り乱れることになります。
サッカーコートの3分の2ぐらいを使ったピッチにおいて、プレーが展開されていきます。
この広さがソサイチの魅力でもあり、多くの攻撃パターンを生み出したり、1対1の局面を作り出すことにつながっていきます。
ソサイチをするにも、フットサルの要素とサッカーの要素両方が必要になるのです。
フットサルはピッチが狭いので展開が速くなります。
ソサイチでも同じようにサッカーよりもピッチが狭い分、展開が早く全員に素早い攻守の切り替えと頭の切り替えそして運動量とテクニックが求められるのです。
フットサルとサッカーを合わせたものがソサイチ
ソサイチは、フットサルとサッカーを合わせて作られたものといえます。
フットサルの技術力そして展開の速さを要求されますし、サッカーのように多くを見て全体を把握しながら攻撃に幅をつける力も要求されます。
プレーしている選手も多くの時間ピッチに出ることができますから楽しめますし、交代が自由な点で多くの選手に出場機会があると同時に選手の組み合わせによって、その都度戦い方を変えることもできます。
このルールによって監督の腕を見せることが明確になる競技とも言えます。
さらに多くの選手が実力をつけることで、様々なサインプレーや戦術を行い見ているものも楽しませることができるのがソサイチになってきます。