フットサルが上手い人というのは、派手なプレーができる人のことでしょうか。
そうではなく、1つ1つの動作が確実でありミスが少ない選手、そういった人を上手い人ということが多いと思われます。
フットサルが上手い人は、どことなく雰囲気でもにじみ出ているものですし、実際にボールを触っている感覚を見ればそのタッチの仕方で上手いかどうかが分かってくるものです。
しかし、誰しも最初は初心者であり、フットサルが上手い人であったわけではありません。
トレーニングをしていくことで、誰もがフットサルが上手い人に変わっていくことができるのです。
フットサルが上手い人
フットサルが上手い人と一口に言ってもどういったことができるのが上手い人なのでしょうか。
派手なプレーができたり、すごいキック力があったり、またドリブルのスピードが速かったり、上手い人という基準は人それぞれかと思いますが実際に試合の中で使えるプレーとしてはミスの少ない人、そして確実性がありボールを失わない人、そういった人が個人的な技術も高くチームとしてもその役割に徹することができるといった意味で上手い人と言えるはずです。
フットサルが上手い人とは、様々なプレーができなければなりません。
そのためには練習を繰り返し、体に多くのプレーをなじませることで自然とそのシチュエーションに合わせた最適なプレーを選択することができるようになっていくのです。
上手い人には特徴がある
フットサルが上手い人にはそれなりの特徴があります。
もちろん技術的に優れているのは当たり前ですが、その技術に裏打ちされた周りを見る目がある人をフットサルが上手い人と言えると考えます。
ただ、自己中心的なプレーをするだけでは決して上手い人とは言えないのではないでしょうか。
レベルが高いメンバーでフットサルを行うのであれば、上手い人でも周りが見えなくなったり、プレーそのものが自己中心的になってしまう部分があっても仕方ないかもしれません。
しかし様々な人と楽しみながらフットサルをする場面においては、技術に余裕があれば、周りのことを見れる目を持つ選手になれますし、そういった選手こそフットサルが上手い人と言えるのであります。
①ボールタッチの滑らかさ
単純にフットサルが上手い人の特徴のひとつといえば、ボールタッチの柔らかさが挙げられます。
ボールタッチとはドリブルやトラップをするときのボールを扱う技術のことでありますが、このボールタッチが柔らかければ足元に吸い付くようなトラップをしたり、様々なフェイントを織り交ぜたドリブルをしたりすることができます。
反対にボールタッチが硬い人は、ボールを自在に扱う能力に欠けているとなってきますから フットサルが上手い人とはなかなか見られることがありません。
試合前のウォーミングアップやボールを使って体をほぐしている時にその選手のボールタッチの柔らかさを見ればどれぐらいの技術のある選手なのかというのは大体分かるものなのです。
②トラップのうまさ
フットサルの上手い人の特徴として、ボールタッチと同じくトラップが上手い人というのが挙げられます。
トラップは狭いピッチ内でパス交換やドリブルをするフットサルにおいて、必要不可欠な技術となってきます。
相手のプレッシャーがあってもボールを思った場所に止めることができれば、そのプレッシャーをかいくぐり様々な選択肢をもたらすことができるからです。
そのためのトラップの上手さは、練習によって培われるものですから、その選手がどれだけ練習を積んでいるのかがわかる技術とも言えます。
フットサルにおいてトラップは必要不可欠な技術なのです。
③周りを見る余裕
フットサルが上手い人の特徴の三つ目としては、周りを見る余裕がある選手かどうかということになります。
ボールタッチやトラップがしっかりとできるようになっていれば、相手からプレッシャーを受けても余裕を持ってボールをさばき、周りを見ることができるはずです。
その余裕がなくなってくるとその選手の限界を超えてきていることになりますから、いかに周りを見て余裕のあるボールさばきができるのか そういったところに目を移せばその選手がフットサルが上手い人か、ただ自分の足元のボールのことでいっぱいになってしまっている人なのか、そういったことを見抜くこともできるようになるのです。
トラップは重要な要素ですから、多くの人が練習をしますが、それをきちんと自分のものにできているかによってフットサルが上手い人になるかどうかが変わってきます。
練習をすれば誰でもなれる
フットサルが上手い人の特徴は、どれも練習をすることによって身に付けられる技術になります。
ボールタッチやトラップというものは、何度も練習を繰り返すことで体が覚えるものです。
初心者であっても、これらの技術は反復練習と多くの実践を積むことで感覚を養えば身につけることができるようになるのです。
それにより、どんな人でもフットサルが上手い人の仲間入りをすることができますし、これらの特徴を周りの選手に見せることで周りからの見る目が変わり、マークされたり、技術が高いと思われればそれだけ警戒される選手へと成長することができるのです 。
フットサルが上手い人は、初めから上手かったわけではなく、練習を繰り返した結果と言えるのです。