フットサルは、サッカーと非常に似たスポーツであります。
サッカーを小さくしたものがフットサルという覚え方をしても全く問題がないほど、ルールもほぼ一緒になっています。
ルールも近く、身につける服装もほとんどのものが同じものを使えますから、サッカーをしていて人数が集まりにくくなればフットサルをすると言った人も大勢いるので、少ない人数で楽しめる分フットサルの人気が高まっていると言えるのです。
そんなフットサルですが、サッカーとの大きな服装の違いのひとつといえば、シューズになってきます。
それはフットサルをするビッチがサッカーのようなグラウンドや芝とは違う為に大きく変わってくるのですが、これを知らずにフットサルをするとシューズが合っていなかったりして、フットサル自体をすることができなくなったりもしますので注意が必要になります。
シューズの重要性
シューズはフットサルをする上で他のどんな服装よりも大切なものになってきます。
フットサルとサッカーのシューズの違いは、大きく分ければ外でグランドや芝生の上で行うサッカーと体育館や人工芝の上で行うフットサルの特徴を考えればよくわかります。
グラウンドで走り回る時には、ストップやダッシュがしやすいように裏につぶつぶがついたスパイクと言われるシューズを使うことが通常です。
サッカーのシューズもこのスパイクの使用になっています。
フットサルは室内で行うことがほとんどですから、こういったスパイクがあると床を傷めることにつながりますから通常の体育館シューズのような仕様になっているのです。
サッカーシューズとフットサルシューズ
競技は似ていてもサッカーシューズとフットサルシューズ、これらは全く別物と考えて良い部分です。
ユニフォームや短パン、ストッキングといった服装はサッカーで使っているものをそのまま利用しても何ら問題ありませんが、シューズに関してはきちんと使い分けをしなければその施設を傷めるだけでなく、体も痛める原因になってしまうからです。
シューズに関してはフットサルとサッカーは全く違うものであり、その違いをきちんと理解して選ぶことが重要になってきます。
フットサルシューズでサッカーをしようとしても裏面が滑りすぎサッカーができません。
これと同じでサッカーシューズでフットサルをするのはもちろん無理であります。
同じような競技でありますが、シューズに関してはしっかりと違いを認識して、プレーするときにそれぞれに合ったシューズを使うことが求められます。
①底面の違い
フットサルシューズとサッカーシューズの違いの大きなポイントはシューズの底面の違いです。
サッカーシューズであればグラウンドや芝生で使用するために、足が滑らないようにスパイク使用のものがほとんどになっています。
イボイボがついていてグラウンドにしっかりと食い込むことで足が滑らず、切り返しなどが行いやすい仕様になっているのです。
それに対してフットサルシューズは、体育館や人工芝の上で行うのが一般的ですから、体育館シューズのような裏側が飴色になっているものを使用することが一般的です。
これは板面を傷つけたり、汚したりしないようにすることとスパイクがついている必要性がないからです。
このようなシューズの特性を知って選ばなければ、プレーそのものができなくなってしまうことがあります。
②ピッチの違い
フットサルとサッカーではピッチの違いが一番大きなものです。
サッカーはグラウンドで行いますが、フットサルは体育館など室内で行うことが多いです。
それゆえピッチを傷めないようにするためにも、サッカーとフットサルのシューズは違ってくるのです。
またピッチに適したシューズを使わないと滑らないことによって怪我をしたり、逆に滑りすぎて怪我をしたり危険な状態を招きかねません。
そうならないためにもきちんとフットサル、サッカーそれぞれに合わせたシューズを選び使用することが怪我の予防と競技の上達のために大事なことになってきます。
競技に合わせた道具
サッカーとフットサルは、非常に似ている競技であります。
しかし、ピッチの大きさやルールが多少違うということは、違ったスポーツとして捉えるべきなのです。
違うスポーツである以上、その競技に合わせた服装やシューズの選び方が重要になってきます。
フットサルやサッカーは足を使う競技ですから、やはりシューズが一番大事なものでありますし、そのシューズの選択を間違えると競技そのものを続けることができなくなりますからきちんとした知識を身につけ、その競技に合わせたシューズを選ぶことが大切なことになってきます。