フットサルの試合で勝つためには何が必要なのか。
もちろん得点を奪うことも大切ですし、相手に得点を取られないようなディフェンスの仕方を極めることも重要なことですか、勝ち方にはいろいろなやり方があります。
試合に勝つには、点の取り合いでより多く得点を取れば勝ちだという考えもありますし、1点だけ取って守りきれば勝ちという勝ち方もあります。
それぞれの勝ち方は価値観で違いますし、どれが正解といったものはありません。
ただ選手として勝ち方を意識することと勝ち方を知っているかどうかでより多くの経験値が変わってきますし、勝ち方を知っていればその試合の状況ごとに今すべきプレーというものが分かってくるはずなのです。
フットサルの勝ち方
フットサルの勝ち方は相手より1点でも多く得点を奪っていれば勝ちとなります。
そこに向かう過程で大切なことが、相手に点を取らせないのか、それとも自分たちがいくらでも点を取れるという心構えをもつのかといったところになります。
この意識をしっかりとチーム全員で共有することによって、精神的に相手に点を取られても折れない心を身につけることができますし、バラバラにならないことが何よりも重要なことになってくるのです。
仮に1点取った、取られた、そういう状況が出来た時に選手が守りたかったり、攻めたかったり気持ちがバラバラな意思を持って動いてしまうと1つのチームとしての動きがなくなり、相手に隙を与え余計にチャンスを与えてしまうことになるからです。
勝ち方をきちんと全員で理解していれば、チームとしての骨格が変わることなく最後まで同じ考えのもと戦うことができます。
勝つための方法
相手に勝つために常日頃からできることといえば、練習を繰り返し技術力を高めること、また体力をつけ相手に走り負けないこと、そして点を取られてもめげない心を持つことや失点した時や相手が強いと感じた時にどういった心構えでチームとして戦っていくのか、そういったことを日頃から全員で共有し磨いていくことこそフットサルにおいて重要な勝ち方を得るために必要な要素のひとつといえます。
勝つためには1人だけ安定したプレーをしても、他の選手が不調なことがあってはチームが崩壊し逆転負けを喫してしまったりします。
チームとして勝ち方をきちんとを共有しておくことこそ、試合になった時に安定した戦いができると言えるのです。
①失点しないこと
フットサルにおいて勝ち方を得るためには、ディフェンスを磨き相手に得点を奪われないようにすることがポイントとなります。
これは非常に難しいことですが、チームとしての役割をきちんと全員で共有することができればどのような相手であってもある程度守ることは可能だからです。
そこから先の技術力については、個人個人でディフェンスのスキルを磨き、さらにカバーリングや全員のポジショニングなど細かな意思疎通を図ることでより失点をしにくいチームへと仕上げることができます。
点を取られなければ負けない、そして勝つことができればこういった勝ち方もあると言ったことをチーム全員が共有し、精神的に途切れることなく献身的なプレーをすることができるからです。
②得点を奪うこと
フットサルの勝ち方としては、得点を取らなければどうにもなりません。
ディフェンスが相手オフェンスをゼロで抑えたとしても、得点が取れなければ結局引き分けという結果になるからです。
得点を取るためには個人の発想や技術力も重要になりますが、それだけではなかなか得点を取り続けることは難しくなるものです。
そこで大切なのは、チームとしてどういった方向性を持ってボールを回し、相手守備陣を崩していくのか、そして最終的にどういった形から得点を奪うのか、それを練習によって繰り返し身につけていくことでチームとしての戦い方を身につけるのです。
困った時にはチームとしての約束事を守りリズムを取り戻し、最終的に個人のアイデアを使って得点を奪えるようにすることがフットサルの勝ち方では重要なポイントの一つとなります。
③チームとしての規律
フットサルの勝ち方を高めていくには、チームとしての規律を作っていくことも重要になってきます。
もちろんチームワークを高めることはいいことですが、それだけでは試合に勝ちきることができない部分もあります。
個人の力や発想力、展開力といったものが時には必要になるのです。
しかし、大抵の場合フットサルの勝ち方を極めていくと最終的にはチームが一つとしてまとまり、同じ意思を持った方向を向いている時ほど強いチームであるのです。
ですからチームとしての規律を重んじながらトレーニングに励むことも重要なことです。
勝者のメンタリティ
フットサルにおいて勝ち方を知るというのは、つまり勝者のメンタリティを身に付けることでもあります。
スポーツをしていると、勝つチームにいる人間と負けが続くチームにいる選手とではそれぞれ精神的なものが大きく変わっていきます。
勝ち続けるチームにいる選手は勝つことが当たり前となってきますし、負けられないと言ったプレッシャーの中で常に戦い続けることになっていきます。
負けが続くチームというのは負けてもいいとは思っていなくても、負けが続くことでやっぱり勝てなかったという強い気持ちが植えつけられてしまうものです。
ですから勝ち方を教えることで勝者のメンタリティを身につけ、またそれを守り続けるために勝ち方を工夫していくことがより強いチームとなっていくために必要不可欠なことといえます。